桃色の雲

BoysLove本を含む読書感想日記。 感想日記はネタバレ全開です。 BoysLove・やおい・耽美等の語彙に反応しない方はご注意下さい。

『斜向かいのヘブン』

砂原糖子 2005年 ディアプラス文庫

年下攻めの可愛いお話。
可愛いといってもリーマン同士なんですが(^^;)
あらすじを読んで、ん?吸血鬼?珍しい題材だなと、表紙を見ると
依田さんの絵でこれまた可愛らしい。
ミニトマトで縁取られていて雰囲気は家庭菜園ようです(笑)。

吸血鬼をインプットしてしまった所為で菊地秀行、トリブラを連想しながら読んでいたんだけど(←かなり強引・笑)
砂原さんらしい微笑ましい吸血鬼さんでほんわか心地よい気分になれました。
吸血鬼の羽村紘人(はむら ひろひと)は仕事中は至ってクールなんだけど
オヤジギャグに笑ったりペットボトルのおまけに付いている食玩コレクターだったり
意外な一面があって笑えました。

恋愛面では頼りない上司(羽村)にしっかり者の部下(主人公・九條)は定番で新鮮味に
欠けたけどHシーンで吸血鬼らしき行為があったからよしとするかな(笑)。


斜向かいのヘブン
砂原 糖子
4403521126

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『シンプル・イメージ』

砂原糖子 2003年 アイスノベルズ

海沿いの町で一人暮らしを始めたフリーのコピーライター・浅名千晶(30歳)は
コンビニでバイトをしている永倉航(17歳)に声をかけられます。馴れ馴れしく
陽気で明るい永倉は浅名にとってひどく苦手な存在でした。仕事にやる気が見出せず
片思いにも疲れていた浅名は次第にそんな永倉に惹かれていき・・・。

コンビニでバイトをする永倉は当初、大学生と偽り浅名に近づきましたが
実は高校生で13歳も年下でした!ひとまわり以上離れている年下攻めのお話です。

先に答えが見えている物事に対しては冒険せず、その場を看過するのが大人の浅名。
高校生の永倉は危険が迫っていても二人でいれば大丈夫!乗り越えられると若さ漲る
パワーがあり(これは攻男の包容力でもあるかと)素直になれない大人がどこまでも
一途な年下に心をひらいていく――そんな過程を心理戦も交えしっとりと
書かれた一冊です。
全体的に大人のムードが漂いこれが不思議と海辺の町に合っていました。

そーいえば10歳年下の彼と付き合っている友人はいつも若々しい・・・。
愛の力も若いから?

★★★★
シンプル・イメージ
砂原 糖子
4775501844

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