崎谷はるひ 2007年 幻冬舎ルチル文庫(幻冬舎)
崎谷さんは年下攻めが多いよーな〜?
年下攻めでもオヤジ受でもお話が面白ければ、私はキャラ年齢に拘りはないです。
2、3歳の年の差だったら同い年みたいな感覚だけどBL界では割と詳細に設定されていますね。年上攻め、年下攻めの好き嫌いがあるからかしら?
崎谷さんの場合、年上でも“甘えん坊”傾向が強いからついつい年下と捉えてしまうけど
攻め男がこれまた、上手にあやすんだよね〜。甘え上手の受に、保護欲全開の攻め。
このパターン、クセになります。
この物語は人気ホラー作家(PN・新堂風威しんどう ふうい)宅に住み込みで働くことになった
家政夫(兵藤香澄・ひょうどう かずみ)が新堂の世話をするうちに庇護欲以上の感情が芽生えるお話。
お世話する側、される側のバランスが良いんだな〜。
新堂は小説を書くこと以外は何も出来ない子なんだけど、なぜそうなってしまったのか?と
新堂の生い立ちも綿密に練り上げているから感情移入しやすく、兵藤にもそれなりの過去が
あるから同情しやすいです。
う〜ん・・・なんだろう崎谷さんのキャラは一筋縄で行かないツワモノが多いけど、難解ではなく
皆どこか素直だから性格がつかみやすいんだよね。
キレイな性格だけなく内面をエグる過去があって今がある点を上手く恋愛に絡めるから
読んでいてドキドキします。
文庫本の厚みはそのまま面白さに直結しているかも。
年下攻めで一番のお気に入りは画家と警察官シリーズなんだけど、美味しい所を
ぎゆっと濃縮した感があってこのお話も好きだわ♪
きみと手をつないで
崎谷 はるひ

崎谷さんは年下攻めが多いよーな〜?
年下攻めでもオヤジ受でもお話が面白ければ、私はキャラ年齢に拘りはないです。
2、3歳の年の差だったら同い年みたいな感覚だけどBL界では割と詳細に設定されていますね。年上攻め、年下攻めの好き嫌いがあるからかしら?
崎谷さんの場合、年上でも“甘えん坊”傾向が強いからついつい年下と捉えてしまうけど
攻め男がこれまた、上手にあやすんだよね〜。甘え上手の受に、保護欲全開の攻め。
このパターン、クセになります。
この物語は人気ホラー作家(PN・新堂風威しんどう ふうい)宅に住み込みで働くことになった
家政夫(兵藤香澄・ひょうどう かずみ)が新堂の世話をするうちに庇護欲以上の感情が芽生えるお話。
お世話する側、される側のバランスが良いんだな〜。
新堂は小説を書くこと以外は何も出来ない子なんだけど、なぜそうなってしまったのか?と
新堂の生い立ちも綿密に練り上げているから感情移入しやすく、兵藤にもそれなりの過去が
あるから同情しやすいです。
う〜ん・・・なんだろう崎谷さんのキャラは一筋縄で行かないツワモノが多いけど、難解ではなく
皆どこか素直だから性格がつかみやすいんだよね。
キレイな性格だけなく内面をエグる過去があって今がある点を上手く恋愛に絡めるから
読んでいてドキドキします。
文庫本の厚みはそのまま面白さに直結しているかも。
年下攻めで一番のお気に入りは画家と警察官シリーズなんだけど、美味しい所を
ぎゆっと濃縮した感があってこのお話も好きだわ♪
きみと手をつないで
崎谷 はるひ

以前、崎谷さんのHは苦手〜と言いましたが・・・前言撤回し、しようかなっ(汗)。
ただ今、【崎谷はるひ見直し期間】に入っております。
今頃なんで?とお思いでしょうが・・・某ネット本屋で買い物をしていたら“あと500円で送料無料!”と表示されたんですよ。
文庫本一冊の値段だなぁーとBLコーナーをうろうろしても欲しい本がなく・・・こーいう時には
途中になっているシリーズものを買おう!と崎谷さんの湘南シリーズが目に入りクリック。
そこで買ったのが前回の『振り返ればかなたの海』とこれ↓。
しじまの夜に浮かぶ月
崎谷はるひ 2007年 角川ルビー文庫(角川書店)
いや〜。
このお話、めっちゃ良かった!!
こちらを読んでから「こりゃー崎谷さんを見直さなきゃあかん!」てな訳でして。
不思議なもので相性があわないと思っていた作家さんでも私のストライクゾーンに投げ込まれると一気に好感度アップ!
何があたしのストライクゾーンかと言いますと・・・暗い過去を背負った受君が幸せになるお話が
大好きなんですよ。プラス受の性格が意地っ張り!
え?BLでは良くある王道話ですって?まぁ確かにそうですが(笑)受の苦労度と性格も重要なんです。さて感想を。
ブルーサウンドシリーズ第五段。
場所は湘南から離れて西麻布へ。
今回は崎谷さん初の外人さんが登場します。名はケネス・クロフォード。嘉悦(『目を閉じれば〜』で登場する攻男)と同じ会社で働く日本贔屓の米国人。ある日、ケネスの住む社宅(借り上げマンション)にシステムエンジニアの朝倉薙(あさくら なぎ)が引越してきます。
引越したらお隣へご挨拶。朝倉はお蕎麦を持参しケネスの部屋へ。ここから二人の出会いが始まり、恋が始まります。
実は朝倉の存在は『振り返ればかなたの海』に出てくるんだけど、そこでは山下の友達という
カテゴリー。その名前だけだった朝倉くんに「そーだったの!!」的な驚愕する過去がありまして
このエピソードが凄まじく、物語に引き込まれました。色々な過去があって唸ります。
崎谷さんは地に着いたお話をきっちり書く方で心理描写といい、物語の進行といい、無駄もなければ装飾もなく恋愛のみを追っています。
時々、圧迫される部分もあるんだけど胸がキュンとなるお話の運び方が上手いですねー。
素直になれない朝倉の性格が輪をかけてお話を面白くしている部分もあります。
今まではHシーンで女性化する受が苦手で敬遠していたんだけど、ラブストーリーとして見れば「あらーお上手!参ったな、やられたぜ」と崎谷さんに平伏。がっちりファンになってしまいました。(←ゲンキンなヤツなんです。)
Hに関しては・・・人間、慣れとはオソロシイもので数ページにも及ぶベッドシーンでも今では
難なく読めてしまいます。(しかし慣れるまでぶっ続けに10冊は読みましたが。)
そんな訳で免疫が出来たのでHが苦手の発言をここで撤回したいと思います(^^;)!
しじまの夜に浮かぶ月
崎谷 はるひ

ただ今、【崎谷はるひ見直し期間】に入っております。
今頃なんで?とお思いでしょうが・・・某ネット本屋で買い物をしていたら“あと500円で送料無料!”と表示されたんですよ。
文庫本一冊の値段だなぁーとBLコーナーをうろうろしても欲しい本がなく・・・こーいう時には
途中になっているシリーズものを買おう!と崎谷さんの湘南シリーズが目に入りクリック。
そこで買ったのが前回の『振り返ればかなたの海』とこれ↓。
しじまの夜に浮かぶ月
崎谷はるひ 2007年 角川ルビー文庫(角川書店)
いや〜。
このお話、めっちゃ良かった!!
こちらを読んでから「こりゃー崎谷さんを見直さなきゃあかん!」てな訳でして。
不思議なもので相性があわないと思っていた作家さんでも私のストライクゾーンに投げ込まれると一気に好感度アップ!
何があたしのストライクゾーンかと言いますと・・・暗い過去を背負った受君が幸せになるお話が
大好きなんですよ。プラス受の性格が意地っ張り!
え?BLでは良くある王道話ですって?まぁ確かにそうですが(笑)受の苦労度と性格も重要なんです。さて感想を。
ブルーサウンドシリーズ第五段。
場所は湘南から離れて西麻布へ。
今回は崎谷さん初の外人さんが登場します。名はケネス・クロフォード。嘉悦(『目を閉じれば〜』で登場する攻男)と同じ会社で働く日本贔屓の米国人。ある日、ケネスの住む社宅(借り上げマンション)にシステムエンジニアの朝倉薙(あさくら なぎ)が引越してきます。
引越したらお隣へご挨拶。朝倉はお蕎麦を持参しケネスの部屋へ。ここから二人の出会いが始まり、恋が始まります。
実は朝倉の存在は『振り返ればかなたの海』に出てくるんだけど、そこでは山下の友達という
カテゴリー。その名前だけだった朝倉くんに「そーだったの!!」的な驚愕する過去がありまして
このエピソードが凄まじく、物語に引き込まれました。色々な過去があって唸ります。
崎谷さんは地に着いたお話をきっちり書く方で心理描写といい、物語の進行といい、無駄もなければ装飾もなく恋愛のみを追っています。
時々、圧迫される部分もあるんだけど胸がキュンとなるお話の運び方が上手いですねー。
素直になれない朝倉の性格が輪をかけてお話を面白くしている部分もあります。
今まではHシーンで女性化する受が苦手で敬遠していたんだけど、ラブストーリーとして見れば「あらーお上手!参ったな、やられたぜ」と崎谷さんに平伏。がっちりファンになってしまいました。(←ゲンキンなヤツなんです。)
Hに関しては・・・人間、慣れとはオソロシイもので数ページにも及ぶベッドシーンでも今では
難なく読めてしまいます。(しかし慣れるまでぶっ続けに10冊は読みましたが。)
そんな訳で免疫が出来たのでHが苦手の発言をここで撤回したいと思います(^^;)!
しじまの夜に浮かぶ月
崎谷 はるひ

崎谷はるひ 2006年 角川ルビー文庫(角川書店)
ブルーサウンドシリーズ、第四段。
今回の主役はブルーサウンドの厨房ヘルプ・山下昭伸(やました あきのぶ)とお客で来ていた
奥菜一葡(おきな いちほ)。
喧嘩の仲裁に入った山下に一葡は誤って水をかけてしまい、ここから一葡に告白されて二人の物語がはじまります。
当初、山下は拒絶しますが、一葡くんが一途でね〜。
ツンツンしている高飛車な受も好きなんだけど、一途な受君にも弱いあたし。
崎谷さんの受君はベッドでは従順だけど、性格に一本通った男気があって好感が持てますな。
恋愛小説の定番“すれ違い”もお話を盛り上げます。
今回はHよりも恋愛過程に比重が置かれていて、山下の恋愛に向かない性格や家庭環境、一葡の実態などが綿密に書かれています。これだけキャラ設定がしっかりしているから読んでいてもムラがないし、男同士を除けばフツーの小説として読めると思うなぁ〜。
振り返ればかなたの海
崎谷 はるひ おおや 和美

ブルーサウンドシリーズ、第四段。
今回の主役はブルーサウンドの厨房ヘルプ・山下昭伸(やました あきのぶ)とお客で来ていた
奥菜一葡(おきな いちほ)。
喧嘩の仲裁に入った山下に一葡は誤って水をかけてしまい、ここから一葡に告白されて二人の物語がはじまります。
当初、山下は拒絶しますが、一葡くんが一途でね〜。
ツンツンしている高飛車な受も好きなんだけど、一途な受君にも弱いあたし。
崎谷さんの受君はベッドでは従順だけど、性格に一本通った男気があって好感が持てますな。
恋愛小説の定番“すれ違い”もお話を盛り上げます。
今回はHよりも恋愛過程に比重が置かれていて、山下の恋愛に向かない性格や家庭環境、一葡の実態などが綿密に書かれています。これだけキャラ設定がしっかりしているから読んでいてもムラがないし、男同士を除けばフツーの小説として読めると思うなぁ〜。
振り返ればかなたの海
崎谷 はるひ おおや 和美

崎谷はるひ 2005年 ルビー文庫
全てに秀でている事が逆にコンプレックスになっている大学生・宮上和輝(みやがみ・
かずき・19歳)。何もかもに鬱屈していた高3の夏、ただ一度勢いで肌を重ねた年上の男
大澤笙惟(おおさわ・しょうい・29歳)と再会する。和輝の矜持や兄・瀬里への執着を
子供の甘えと鼻先で笑う笙惟に翻弄されながらも、彼への想いは高まっていく。真面目に
向き合おうとする和輝に、彼は底の見えない瞳で笑うばかりで――。
ブルーサウンドシリーズ第三段。宮上瀬里の弟・和輝が主人公です。
お兄ちゃん大好きのブラコン和輝も個人的には好きでしたがいくらなんでも一線を
越えたらあの宮上・母は泣いてしまいますよね〜。そんな教育をした覚えはないわとか
言ったりして。(でも結局は兄弟でホモ・笑)
まぁ道に外れた想像は置いといて。
今回はHから始まった恋物語です。
この人、ただのH好き?とベットで乱れる笙惟にこちらもかなり戸惑いつつ、10歳年下の
和輝と恋に落ちる過程は三作中、一番面白かったです。
和輝視線で進んでいきますが二人の会話もテンポよく笙惟の硬い心が少しずつ変化して
いく様子は丹念に描いている思います。瀬里もそうでしたがある程度、キャラの生活環境に
生い立ちや人生がみえると話はぐっと面白くなりますよね。
真雪の恋愛遍歴も気になりますが〜。どこかで読めるのかしら?
地方FM局でDJをつとめる笙惟との再会はライブイベントをすることになったブルーサウンド
で。初対面の振りで接してきた笙惟に和輝は怒っていましたが一年前に交わした会話を
マイクテストで言い放つシーンは大人の余裕があって良いですね。
Hシーンよりも今回はこういった恋愛の駆け引きにときめきました。
Hは相変わらず濃厚です(苦笑)。
作中、海外に出かけた大智と瀬里の間に行き違いが生じて元気のない兄を労わるシーンがあります。見た目も麗しいこの兄弟、嫌いじゃないわ〜とまたもや脇道に
逸れそうになったり(笑)。
メイン二人よりも大智と瀬里の間に何があったのか、こちらの方が気になりましたが・・・。
同時収録は大智が帰国した後のお話です。本文に出てきたエピソードの後日談ですが〜
こ、これは・・・どこを捲ってもHでした〜。
私の場合、Hシーンが濃いとその記憶しか思い出せず、ほら、笑いすぎると笑いに流されて
肝心の内容を忘れてしまうのと一緒です。
物語が良くてHも良い!が一番の理想なんですけど、ここまでくるとまぁいいかっーってな
気分になりました(笑)。
★★★
耳をすませばかすかな海
崎谷 はるひ おおや 和美

全てに秀でている事が逆にコンプレックスになっている大学生・宮上和輝(みやがみ・
かずき・19歳)。何もかもに鬱屈していた高3の夏、ただ一度勢いで肌を重ねた年上の男
大澤笙惟(おおさわ・しょうい・29歳)と再会する。和輝の矜持や兄・瀬里への執着を
子供の甘えと鼻先で笑う笙惟に翻弄されながらも、彼への想いは高まっていく。真面目に
向き合おうとする和輝に、彼は底の見えない瞳で笑うばかりで――。
ブルーサウンドシリーズ第三段。宮上瀬里の弟・和輝が主人公です。
お兄ちゃん大好きのブラコン和輝も個人的には好きでしたがいくらなんでも一線を
越えたらあの宮上・母は泣いてしまいますよね〜。そんな教育をした覚えはないわとか
言ったりして。(でも結局は兄弟でホモ・笑)
まぁ道に外れた想像は置いといて。
今回はHから始まった恋物語です。
この人、ただのH好き?とベットで乱れる笙惟にこちらもかなり戸惑いつつ、10歳年下の
和輝と恋に落ちる過程は三作中、一番面白かったです。
和輝視線で進んでいきますが二人の会話もテンポよく笙惟の硬い心が少しずつ変化して
いく様子は丹念に描いている思います。瀬里もそうでしたがある程度、キャラの生活環境に
生い立ちや人生がみえると話はぐっと面白くなりますよね。
真雪の恋愛遍歴も気になりますが〜。どこかで読めるのかしら?
地方FM局でDJをつとめる笙惟との再会はライブイベントをすることになったブルーサウンド
で。初対面の振りで接してきた笙惟に和輝は怒っていましたが一年前に交わした会話を
マイクテストで言い放つシーンは大人の余裕があって良いですね。
Hシーンよりも今回はこういった恋愛の駆け引きにときめきました。
Hは相変わらず濃厚です(苦笑)。
作中、海外に出かけた大智と瀬里の間に行き違いが生じて元気のない兄を労わるシーンがあります。見た目も麗しいこの兄弟、嫌いじゃないわ〜とまたもや脇道に
逸れそうになったり(笑)。
メイン二人よりも大智と瀬里の間に何があったのか、こちらの方が気になりましたが・・・。
同時収録は大智が帰国した後のお話です。本文に出てきたエピソードの後日談ですが〜
こ、これは・・・どこを捲ってもHでした〜。
私の場合、Hシーンが濃いとその記憶しか思い出せず、ほら、笑いすぎると笑いに流されて
肝心の内容を忘れてしまうのと一緒です。
物語が良くてHも良い!が一番の理想なんですけど、ここまでくるとまぁいいかっーってな
気分になりました(笑)。
★★★
耳をすませばかすかな海
崎谷 はるひ おおや 和美

崎谷はるひ 2005年 ルビー文庫
「完璧な」弟・和輝に対する劣等感の末、湘南の人気レストラン「ブルー・サウンド」に
居場所を見つけた大学生・宮上瀬里(みやがみ・せり・22歳)。だが快活なスタッフの中で
唯一苦手なのが、大柄で野生的な厨房担当・中河原大智(なかがわら・だいち・25歳)
だった。どこか弟を思い起こさせる自信に満ちたその態度は、気弱な瀬里を萎縮させるが、
やがてそれは彼なりの気遣いであることに気がついた瀬里は・・・!?
カフェ・レストラン「ブルー・サウンド」を舞台としたシリーズ第二段。
前作『目を閉じればいつかの海』よりこちらの方が面白かったです。
店長・藤木をはじめ、心優しい人達が集まった「ブルー・サウンド」でバイトする大学生の
宮上瀬里。家庭背景がそれなりに重くちょっと捨て猫キャラです。
BLでは内向的性格も読者を惹きつける美的要素となり、読み手によってはじれったい、
いらいらする方もいるかも知れませんが私は好きです。(作家さんにもよりますけど。)
前作は二人だけの世界に入っていけませんでしたが今回はブラコンの弟くん登場で
恋愛過程にメリハリがありました。Hシーンは相変わらず乙女です。
どーお考えても男同士の初体験であそこまではカンジないと思いますが(笑)。
夢のあるHを描く作家さんですね。
本文と同様、Hシーンも長いです〜。
★★★
手を伸ばせばはるかな海
崎谷 はるひ おおや 和美

「完璧な」弟・和輝に対する劣等感の末、湘南の人気レストラン「ブルー・サウンド」に
居場所を見つけた大学生・宮上瀬里(みやがみ・せり・22歳)。だが快活なスタッフの中で
唯一苦手なのが、大柄で野生的な厨房担当・中河原大智(なかがわら・だいち・25歳)
だった。どこか弟を思い起こさせる自信に満ちたその態度は、気弱な瀬里を萎縮させるが、
やがてそれは彼なりの気遣いであることに気がついた瀬里は・・・!?
カフェ・レストラン「ブルー・サウンド」を舞台としたシリーズ第二段。
前作『目を閉じればいつかの海』よりこちらの方が面白かったです。
店長・藤木をはじめ、心優しい人達が集まった「ブルー・サウンド」でバイトする大学生の
宮上瀬里。家庭背景がそれなりに重くちょっと捨て猫キャラです。
BLでは内向的性格も読者を惹きつける美的要素となり、読み手によってはじれったい、
いらいらする方もいるかも知れませんが私は好きです。(作家さんにもよりますけど。)
前作は二人だけの世界に入っていけませんでしたが今回はブラコンの弟くん登場で
恋愛過程にメリハリがありました。Hシーンは相変わらず乙女です。
どーお考えても男同士の初体験であそこまではカンジないと思いますが(笑)。
夢のあるHを描く作家さんですね。
本文と同様、Hシーンも長いです〜。
★★★
手を伸ばせばはるかな海
崎谷 はるひ おおや 和美
