火崎勇 2003年 ショコラノベルス
「きみは桜のようだな」――大学入学と同時に通い始めた料理教室で、向坂暉(さきさか・
ひかる)は一回り以上も年上の男性・石川雅嗣(いしかわ・まさつぐ)と出会い、そして恋に
落ちた。無骨だが穏やかで優しく、暉を桜のようだと言って愛してくれた石川。だがある日、
暉は石川が友人の父親だったことを知り、罪悪感からその恋を手放す。数年後、小さな
雑誌社に勤める暉の前にその友人が現れ、石川の再婚話を聞かされて・・・!?
親しい人を傷つけ、悲しませてしまう恋。
自分の幸せの影には誰かが泣いている、そう思ったら今、目の前にある幸せを
手放しで喜べますか?
そんな風に読み手に訴えかけてくるお話。数多くある火崎さんの本でも大好きな一冊で
同性愛をリアルに踏まえたなかなかの力作だと思います。
地味な雑誌社で働く向坂の今を、石川との馴れ初め、思い出を織り交ぜながら前半は
進んでいきます。好きなのにどうして別れてしまったのか、忘れたくても忘れられない
石川の面影を追う向坂。日常の中でふと石川の存在を回想するシーンは主人公視線で
書かれているだけに切ない思いが伝わってきます。
妻に先立たれた石川は一人息子と暮すリーマンですが何の職業かは不明です。
包丁もろくに握れず、深いため息と煙草が似合う無骨なおじ様。長年の疲れが蓄積し
いつも眉間に皺を寄せているような、この渋いおじ様具合が大変よろしいです。
向坂も薄幸とまではいきませんが性格も仕事も地味なところが良いですね。
仕事の関係で偶然石川の息子と再会したことにより物語は動き出します。
好きになった男は親子ほどの年の差があり、しかも友人の父親。
人を好きになる行為そのものは悪い事ではないのに、同性の恋愛は背負うものが
大きいです。二人の世界で終わることなく周りに及ぼす影響をも描き出した
リアリティが心にずんとくる一冊です。
多くを望まず一人の愛だけを求めるそんな二人のラブストーリーです。
作中に出てくる桜と梅の引用もじーんときました。
★★★★★
桜のように
火崎 勇

「きみは桜のようだな」――大学入学と同時に通い始めた料理教室で、向坂暉(さきさか・
ひかる)は一回り以上も年上の男性・石川雅嗣(いしかわ・まさつぐ)と出会い、そして恋に
落ちた。無骨だが穏やかで優しく、暉を桜のようだと言って愛してくれた石川。だがある日、
暉は石川が友人の父親だったことを知り、罪悪感からその恋を手放す。数年後、小さな
雑誌社に勤める暉の前にその友人が現れ、石川の再婚話を聞かされて・・・!?
親しい人を傷つけ、悲しませてしまう恋。
自分の幸せの影には誰かが泣いている、そう思ったら今、目の前にある幸せを
手放しで喜べますか?
そんな風に読み手に訴えかけてくるお話。数多くある火崎さんの本でも大好きな一冊で
同性愛をリアルに踏まえたなかなかの力作だと思います。
地味な雑誌社で働く向坂の今を、石川との馴れ初め、思い出を織り交ぜながら前半は
進んでいきます。好きなのにどうして別れてしまったのか、忘れたくても忘れられない
石川の面影を追う向坂。日常の中でふと石川の存在を回想するシーンは主人公視線で
書かれているだけに切ない思いが伝わってきます。
妻に先立たれた石川は一人息子と暮すリーマンですが何の職業かは不明です。
包丁もろくに握れず、深いため息と煙草が似合う無骨なおじ様。長年の疲れが蓄積し
いつも眉間に皺を寄せているような、この渋いおじ様具合が大変よろしいです。
向坂も薄幸とまではいきませんが性格も仕事も地味なところが良いですね。
仕事の関係で偶然石川の息子と再会したことにより物語は動き出します。
好きになった男は親子ほどの年の差があり、しかも友人の父親。
人を好きになる行為そのものは悪い事ではないのに、同性の恋愛は背負うものが
大きいです。二人の世界で終わることなく周りに及ぼす影響をも描き出した
リアリティが心にずんとくる一冊です。
多くを望まず一人の愛だけを求めるそんな二人のラブストーリーです。
作中に出てくる桜と梅の引用もじーんときました。
★★★★★
桜のように
火崎 勇

小川いら 2003年 アクアノベルズ
大崎(36歳)が京都で出会った、旅行中の美しく淋しげな青年・安西由岐也
(あんざい・ゆきや・22歳)。人の温かさに飢えたような彼に惹かれ大崎は
その日のうちに彼を抱いてしまう。名前も告げずに去った彼に再び会いたいと願うが、
大崎には為すすべもなかった。ところが大崎が日本史の講師として招かれた大学で
二人は偶然に再会して・・・!?
しっとり大人系のお話でした。
二人の出会いは雨の日の京都。
出会ったその日にベットインしてしまう展開は早急でしたが、その後は落ち着いた
雰囲気の中、お互いの心を確かめ合いながら進行していきます。
由岐也の元彼が現れてもじっと見守る大崎は年相応な態度でしたし
Hでも恋愛過程でもがつがつしてないところが良かったです。
この二人、おっとりした似た者夫婦になると思います。
心が落ち着いた一冊でした。
★★★★
恋心
小川 いら

大崎(36歳)が京都で出会った、旅行中の美しく淋しげな青年・安西由岐也
(あんざい・ゆきや・22歳)。人の温かさに飢えたような彼に惹かれ大崎は
その日のうちに彼を抱いてしまう。名前も告げずに去った彼に再び会いたいと願うが、
大崎には為すすべもなかった。ところが大崎が日本史の講師として招かれた大学で
二人は偶然に再会して・・・!?
しっとり大人系のお話でした。
二人の出会いは雨の日の京都。
出会ったその日にベットインしてしまう展開は早急でしたが、その後は落ち着いた
雰囲気の中、お互いの心を確かめ合いながら進行していきます。
由岐也の元彼が現れてもじっと見守る大崎は年相応な態度でしたし
Hでも恋愛過程でもがつがつしてないところが良かったです。
この二人、おっとりした似た者夫婦になると思います。
心が落ち着いた一冊でした。
★★★★
恋心
小川 いら

崎谷はるひ 2005年 ルビー文庫
「完璧な」弟・和輝に対する劣等感の末、湘南の人気レストラン「ブルー・サウンド」に
居場所を見つけた大学生・宮上瀬里(みやがみ・せり・22歳)。だが快活なスタッフの中で
唯一苦手なのが、大柄で野生的な厨房担当・中河原大智(なかがわら・だいち・25歳)
だった。どこか弟を思い起こさせる自信に満ちたその態度は、気弱な瀬里を萎縮させるが、
やがてそれは彼なりの気遣いであることに気がついた瀬里は・・・!?
カフェ・レストラン「ブルー・サウンド」を舞台としたシリーズ第二段。
前作『目を閉じればいつかの海』よりこちらの方が面白かったです。
店長・藤木をはじめ、心優しい人達が集まった「ブルー・サウンド」でバイトする大学生の
宮上瀬里。家庭背景がそれなりに重くちょっと捨て猫キャラです。
BLでは内向的性格も読者を惹きつける美的要素となり、読み手によってはじれったい、
いらいらする方もいるかも知れませんが私は好きです。(作家さんにもよりますけど。)
前作は二人だけの世界に入っていけませんでしたが今回はブラコンの弟くん登場で
恋愛過程にメリハリがありました。Hシーンは相変わらず乙女です。
どーお考えても男同士の初体験であそこまではカンジないと思いますが(笑)。
夢のあるHを描く作家さんですね。
本文と同様、Hシーンも長いです〜。
★★★
手を伸ばせばはるかな海
崎谷 はるひ おおや 和美

「完璧な」弟・和輝に対する劣等感の末、湘南の人気レストラン「ブルー・サウンド」に
居場所を見つけた大学生・宮上瀬里(みやがみ・せり・22歳)。だが快活なスタッフの中で
唯一苦手なのが、大柄で野生的な厨房担当・中河原大智(なかがわら・だいち・25歳)
だった。どこか弟を思い起こさせる自信に満ちたその態度は、気弱な瀬里を萎縮させるが、
やがてそれは彼なりの気遣いであることに気がついた瀬里は・・・!?
カフェ・レストラン「ブルー・サウンド」を舞台としたシリーズ第二段。
前作『目を閉じればいつかの海』よりこちらの方が面白かったです。
店長・藤木をはじめ、心優しい人達が集まった「ブルー・サウンド」でバイトする大学生の
宮上瀬里。家庭背景がそれなりに重くちょっと捨て猫キャラです。
BLでは内向的性格も読者を惹きつける美的要素となり、読み手によってはじれったい、
いらいらする方もいるかも知れませんが私は好きです。(作家さんにもよりますけど。)
前作は二人だけの世界に入っていけませんでしたが今回はブラコンの弟くん登場で
恋愛過程にメリハリがありました。Hシーンは相変わらず乙女です。
どーお考えても男同士の初体験であそこまではカンジないと思いますが(笑)。
夢のあるHを描く作家さんですね。
本文と同様、Hシーンも長いです〜。
★★★
手を伸ばせばはるかな海
崎谷 はるひ おおや 和美

御木宏美 ショコラノベルス
最大手外資系企業「ジャクソン・ジャパン」のトップMD今井恭章は恋人であり
営業統括部長の名高剛士がジャクソン・チャイナの立ち上げに昼夜駆け回る姿を
見守りつつ、自らも躍進すべく多忙な日々を送っていた。そんな中、自社通販カタログの
モデルオーデションから起用された西原薔子(にしはら・しょうこ)は名高が18年前に
離婚した妻との娘であった・・・。
『W.W』シリーズ完結。
この巻は正直いって微妙です・・・・。
今回は営業統括部長・名高剛士の過去に重点が置かれています。
以前から「子供」と「男同士」にこだわるなぁーと伏線らしきものを感じていましたが〜
BLでこの手の問題は難しいですね。超シリアスで行くか、お笑い路線で行くか?
この作家さんはどーやってまとめるのかしら?と興味津々でしたが読了は
なんだかなぁーと思ってしまいました。
女性キャラにしても個別に対応しきれてないと言いますか〜真由美の気持ちも最後まで
理解不能でした。恭章が中国から一時帰国した時に数名の女性が集合したシーンは
疲れた息子を労わる母達にも見えます。
この仕事に息詰まった恭章の気持ちは故郷ではなく、名高に癒して欲しかったです。
ビジネスの話になると滑らかな文章になり引き込まれました。
しかし前巻ほどの勢いはなかったかも。
1巻2巻が面白かっただけにこの最終巻はやや消化不良でした〜。
う〜ん残念。
『WORKDAY WARRIORS 6 上 恋の絆』2005年 ★★★
『WORKDAY WARRIORS 6 下 恋の絆』2005年 ★★★
WORKDAY WARRIORS 6・上
御木 宏美 西村 しゅうこ

最大手外資系企業「ジャクソン・ジャパン」のトップMD今井恭章は恋人であり
営業統括部長の名高剛士がジャクソン・チャイナの立ち上げに昼夜駆け回る姿を
見守りつつ、自らも躍進すべく多忙な日々を送っていた。そんな中、自社通販カタログの
モデルオーデションから起用された西原薔子(にしはら・しょうこ)は名高が18年前に
離婚した妻との娘であった・・・。
『W.W』シリーズ完結。
この巻は正直いって微妙です・・・・。
今回は営業統括部長・名高剛士の過去に重点が置かれています。
以前から「子供」と「男同士」にこだわるなぁーと伏線らしきものを感じていましたが〜
BLでこの手の問題は難しいですね。超シリアスで行くか、お笑い路線で行くか?
この作家さんはどーやってまとめるのかしら?と興味津々でしたが読了は
なんだかなぁーと思ってしまいました。
女性キャラにしても個別に対応しきれてないと言いますか〜真由美の気持ちも最後まで
理解不能でした。恭章が中国から一時帰国した時に数名の女性が集合したシーンは
疲れた息子を労わる母達にも見えます。
この仕事に息詰まった恭章の気持ちは故郷ではなく、名高に癒して欲しかったです。
ビジネスの話になると滑らかな文章になり引き込まれました。
しかし前巻ほどの勢いはなかったかも。
1巻2巻が面白かっただけにこの最終巻はやや消化不良でした〜。
う〜ん残念。
『WORKDAY WARRIORS 6 上 恋の絆』2005年 ★★★
『WORKDAY WARRIORS 6 下 恋の絆』2005年 ★★★
WORKDAY WARRIORS 6・上
御木 宏美 西村 しゅうこ

崎谷はるひ 2004年 ルビー文庫
湘南のカフェレストランの店長・藤木聖司(ふじき・せいじ・29歳)には、19歳の時
一方的に、恋人へ別れを告げた過去があった。それはエリートへの道を約束されている
相手・嘉悦政秀(かえつ・まさひで・31歳)の将来を思った、あえて露悪的な別れだった。
その10年後、嘉悦が偶然藤木の店を訪れたことで二人は奇しくも再会してしまう。
嘉悦の左薬指のリングを気にしながらも抗いながら恋に溺れていく藤木は・・・!?
そーいえばここ数年、湘南の海を見てないなぁ〜と思いつつ手にとった本がこれ。
何気に『形状記憶衝動』ともリンクしてますよね?マセラティの男とか。
このお話はずばり再会もの。
ラブストーリーのツボを的確に押さえている内容だと思います。
個人的にはラブにプラスアルファ、仕事や事件を絡めた話が好きなのでこの手の
BL全開ものはちょっと苦手だったりします・・・(すいません。)
再会ものならではのときめく要素も心理描写もしっかり書かれているし内容的には
良くできたストーリーだと思いますが・・・受男がHシーンになると女性化するのが
気になります。言葉遣いなど女っぽくしなくてもそのままで良いと思いますが〜
これは感情移入しやすくする為の読者サービスかしら(笑)?
全体的に乙女系BLだなーと思った一冊。
目を閉じればいつかの海
崎谷 はるひ おおや 和美

湘南のカフェレストランの店長・藤木聖司(ふじき・せいじ・29歳)には、19歳の時
一方的に、恋人へ別れを告げた過去があった。それはエリートへの道を約束されている
相手・嘉悦政秀(かえつ・まさひで・31歳)の将来を思った、あえて露悪的な別れだった。
その10年後、嘉悦が偶然藤木の店を訪れたことで二人は奇しくも再会してしまう。
嘉悦の左薬指のリングを気にしながらも抗いながら恋に溺れていく藤木は・・・!?
そーいえばここ数年、湘南の海を見てないなぁ〜と思いつつ手にとった本がこれ。
何気に『形状記憶衝動』ともリンクしてますよね?マセラティの男とか。
このお話はずばり再会もの。
ラブストーリーのツボを的確に押さえている内容だと思います。
個人的にはラブにプラスアルファ、仕事や事件を絡めた話が好きなのでこの手の
BL全開ものはちょっと苦手だったりします・・・(すいません。)
再会ものならではのときめく要素も心理描写もしっかり書かれているし内容的には
良くできたストーリーだと思いますが・・・受男がHシーンになると女性化するのが
気になります。言葉遣いなど女っぽくしなくてもそのままで良いと思いますが〜
これは感情移入しやすくする為の読者サービスかしら(笑)?
全体的に乙女系BLだなーと思った一冊。
目を閉じればいつかの海
崎谷 はるひ おおや 和美

火崎勇 2003年 キャラ文庫
借金が返済できなければビルを立ち退け!?
不動産会社の若き社長・宗像天章(むなかた・たかあき・28歳)に難題を突きつけ
られた有里早紀(ありさと・さき・20代前半)。祖母の残した家を手放したくない早紀は
借金返済の為、宗像の元で働く事に。仕事が出来て真面目な宗像に早紀は少しずつ
惹かれ始めて・・・。
さらりさらりと読めるお話でした。
登場人物は少ないですがみんな良い人です。(あの不動産屋は拉致しただけですから
いい人かと・笑)
主人公も真っ直ぐな性格で明るし。
火崎さんが作り出す少年の面影が残る、素直な受男君は好きですねー。
内容は裏・教育TV(真面目なんだけどHあり・笑)ですが物語に起伏がありますから
だるくならないです。
読了は100%フレッシュジュースを飲んだカンジです。
決してゲップが出る炭酸系ではありません(笑)。
★★★
寡黙に愛して
火崎 勇 北畠 あけ乃

借金が返済できなければビルを立ち退け!?
不動産会社の若き社長・宗像天章(むなかた・たかあき・28歳)に難題を突きつけ
られた有里早紀(ありさと・さき・20代前半)。祖母の残した家を手放したくない早紀は
借金返済の為、宗像の元で働く事に。仕事が出来て真面目な宗像に早紀は少しずつ
惹かれ始めて・・・。
さらりさらりと読めるお話でした。
登場人物は少ないですがみんな良い人です。(あの不動産屋は拉致しただけですから
いい人かと・笑)
主人公も真っ直ぐな性格で明るし。
火崎さんが作り出す少年の面影が残る、素直な受男君は好きですねー。
内容は裏・教育TV(真面目なんだけどHあり・笑)ですが物語に起伏がありますから
だるくならないです。
読了は100%フレッシュジュースを飲んだカンジです。
決してゲップが出る炭酸系ではありません(笑)。
★★★
寡黙に愛して
火崎 勇 北畠 あけ乃

御木宏美 ショコラノベルス
今井恭章(いまい・やすあき)は日本のダイレクト・マーケティング界で最大のシェアを誇る
外資系企業「ジャクソン・ジャパン」のトップMD。そんな恭章が密かな憧れと反発を持つ
上司・名高剛士(なだか・たけし・38歳)はハーバード首席の辣腕でおまけにワイルドな
ハンサム。しかも名高はことあるごとに恭章にちょっかいをかけてくる。ある日、担当の
商品が他社に流出する事件が起こり、二人の微妙な関係に変化が・・・!?
久々に一気読み〜。
といっても6巻の上下、あと二冊残っていますが。(店頭在庫がなくbk1待ちです。)
タイトル通りビジネス戦士達の物語です。
シリーズものでリーマンといったら榎田尤利『アズマリ』が一番面白いかな〜と
思っていましたが、いやいや、BL界は広いですね。こちらのシリーズも面白かったです。
舞台は千○会やセ○ールと同様の通販会社で、ここで働くMD(マーチャンダイザー)の
今井恭章と上司で営業統括部長・名高剛士が仕事を通してお互いの絆を確かめる
お話です。巻別に感想を書こうかと思いましたが・・・まどろっこしいのでさくっと簡単に(笑)。
1巻、2巻が一番BLらしく楽しめました。
BL界におけるリーマンものは恋愛重視で、ちょっとは仕事しなさいよーと、突っ込みたくなる
本も多々ありますが(そもそもBLはラブストーリーだからここに突っ込みを入れる事自体、
間違っているんですけどね・笑)男なら仕事をしながら恋もせよ!をモットーに読んでいる
私にとってこの作家さんは仕事内容も恋愛も高ポイントです。
どちらかと言えばお仕事し過ぎですが〜(笑)。甘さがないBLですね。
「ジャクソン・ジャパン」は外資系のダイレクトメール・カンパニーで主に20代から
30代のキャリア向けに衣料品・雑貨系をカタログ販売しています。
独自に企画室も持ち、アパレルメーカー勤務だった私にも馴染み深い単語が多く、
通信販売の会社とはいえ、衣料系をメインに扱っているのでメーカー色も濃いです。
作者自らこの業界に身をおいていただけにここまで書くかーと思う程、書き込んでいます。
中国製品に関してはその通りってカンジです。納品も検品も針問題も実際ある事ですね。
恋愛では恭章が名高に惹かれる気持ち、負けたくない=憧れの図式なんですけど
2巻まで読めば納得できますが1巻だけでは少々分かりにくいかな〜。
面白い事にこの本は女性キャラが多いです。
BLに女性はいらないーと思っている方は1、2巻で止めておいた方が無難かも。
3巻は結婚か仕事かが裏の本旨になっています。
女性の登場しない世界はありえないと、作者自身、あとがきに述べていますが
私もその賛同者です。気がつけば主人公をはじめ皆ホモの芋ズル式BL本は
敬遠したいです(笑)。
でもねー。
恭章のアシスタント・真由美に対する気持ちは彼女自身を含めてよく分かりません〜。
王子様の恭章の態度が曖昧ですね。彼はフェミニストと思えばいいのかな〜。
4巻はフリース価格問題。これはずばりあのメーカーの事ですね。現実にあった問題を
取り入れるのも上手いです。名高の力説が格好良いです。
5巻は名高の相棒で副部長の山口紗和子と元・社員(男性)の恋物語ですね。
大人のムードで良かったですが、これは賛否両論かも。
もうひとつ面白い点は営業統括部長・名高が巻を追う毎にオヤジ化していくところ!
日系三世でスタイル、学歴、収入、テク(笑)などどこを取っても文句なしの攻男ですが
段々オヤジになっていきますー。時折、恭章に甘えるシーンは可愛いです(笑)。
『WORKDAY WARRIORS 1恋に落ちて』2001年 ★★★★★
『WORKDAY WARRIORS 2想い、つなげて』2001年★★★★★
『WORKDAY WARRIORS 3それぞれの恋』2001年 ★★★
『WORKDAY WARRIORS 4挑戦者たち』2002年 ★★★★
『WORKDAY WARRIORS 5再会の果てに』2003年 ★★★
WORKDAY WARRIORS―恋におちて
御木 宏美

今井恭章(いまい・やすあき)は日本のダイレクト・マーケティング界で最大のシェアを誇る
外資系企業「ジャクソン・ジャパン」のトップMD。そんな恭章が密かな憧れと反発を持つ
上司・名高剛士(なだか・たけし・38歳)はハーバード首席の辣腕でおまけにワイルドな
ハンサム。しかも名高はことあるごとに恭章にちょっかいをかけてくる。ある日、担当の
商品が他社に流出する事件が起こり、二人の微妙な関係に変化が・・・!?
久々に一気読み〜。
といっても6巻の上下、あと二冊残っていますが。(店頭在庫がなくbk1待ちです。)
タイトル通りビジネス戦士達の物語です。
シリーズものでリーマンといったら榎田尤利『アズマリ』が一番面白いかな〜と
思っていましたが、いやいや、BL界は広いですね。こちらのシリーズも面白かったです。
舞台は千○会やセ○ールと同様の通販会社で、ここで働くMD(マーチャンダイザー)の
今井恭章と上司で営業統括部長・名高剛士が仕事を通してお互いの絆を確かめる
お話です。巻別に感想を書こうかと思いましたが・・・まどろっこしいのでさくっと簡単に(笑)。
1巻、2巻が一番BLらしく楽しめました。
BL界におけるリーマンものは恋愛重視で、ちょっとは仕事しなさいよーと、突っ込みたくなる
本も多々ありますが(そもそもBLはラブストーリーだからここに突っ込みを入れる事自体、
間違っているんですけどね・笑)男なら仕事をしながら恋もせよ!をモットーに読んでいる
私にとってこの作家さんは仕事内容も恋愛も高ポイントです。
どちらかと言えばお仕事し過ぎですが〜(笑)。甘さがないBLですね。
「ジャクソン・ジャパン」は外資系のダイレクトメール・カンパニーで主に20代から
30代のキャリア向けに衣料品・雑貨系をカタログ販売しています。
独自に企画室も持ち、アパレルメーカー勤務だった私にも馴染み深い単語が多く、
通信販売の会社とはいえ、衣料系をメインに扱っているのでメーカー色も濃いです。
作者自らこの業界に身をおいていただけにここまで書くかーと思う程、書き込んでいます。
中国製品に関してはその通りってカンジです。納品も検品も針問題も実際ある事ですね。
恋愛では恭章が名高に惹かれる気持ち、負けたくない=憧れの図式なんですけど
2巻まで読めば納得できますが1巻だけでは少々分かりにくいかな〜。
面白い事にこの本は女性キャラが多いです。
BLに女性はいらないーと思っている方は1、2巻で止めておいた方が無難かも。
3巻は結婚か仕事かが裏の本旨になっています。
女性の登場しない世界はありえないと、作者自身、あとがきに述べていますが
私もその賛同者です。気がつけば主人公をはじめ皆ホモの芋ズル式BL本は
敬遠したいです(笑)。
でもねー。
恭章のアシスタント・真由美に対する気持ちは彼女自身を含めてよく分かりません〜。
王子様の恭章の態度が曖昧ですね。彼はフェミニストと思えばいいのかな〜。
4巻はフリース価格問題。これはずばりあのメーカーの事ですね。現実にあった問題を
取り入れるのも上手いです。名高の力説が格好良いです。
5巻は名高の相棒で副部長の山口紗和子と元・社員(男性)の恋物語ですね。
大人のムードで良かったですが、これは賛否両論かも。
もうひとつ面白い点は営業統括部長・名高が巻を追う毎にオヤジ化していくところ!
日系三世でスタイル、学歴、収入、テク(笑)などどこを取っても文句なしの攻男ですが
段々オヤジになっていきますー。時折、恭章に甘えるシーンは可愛いです(笑)。
『WORKDAY WARRIORS 1恋に落ちて』2001年 ★★★★★
『WORKDAY WARRIORS 2想い、つなげて』2001年★★★★★
『WORKDAY WARRIORS 3それぞれの恋』2001年 ★★★
『WORKDAY WARRIORS 4挑戦者たち』2002年 ★★★★
『WORKDAY WARRIORS 5再会の果てに』2003年 ★★★
WORKDAY WARRIORS―恋におちて
御木 宏美

染井吉乃 2000年 キャラ文庫
薬品会社に転職した和泉健(24歳)は研修先のサギヌマ薬局で英進武(29歳)と
出会う。スーツの似合う知的な英に和泉は一目ぼれ。そんな和泉の気持ちを
煽るように英は子供用品を買いに毎日薬局に通ってくる。もしかして・・・俺に会いに?
と和泉は惹かれる想いを止められない。ところが突然、、和泉の元恋人が現れて・・・!?
私事になりますがPCを購入してすぐにBLゲームにはまり、BL本はゲームの合間に
お気に入りの作家さんだけ買って読んでいました。
ゲーム三昧中にこの作家さんの『虹の入江』と『嘘つきの恋』にはハマリましたが
何故か他の本には食指が動かず。自分の中で強烈に読みたい!と欲するタイミングが
合わなかったと思われます。
今回、久々にパレット文庫から新刊が出たのでこの本も一緒に買ってみました。
端的に言うと同人誌的な内容でした。オチが「何それ〜!」ってカンジです。
結局、読み手側の盲点をついたお話である訳ですが〜。
読み手に甘えているとも言えるかな。
同時収録されている続編では女性の登場により同性愛問題を取り上げているのかも
知れませんが〜何か粗造りな気が・・・。
『虹の入江』はメッセージ色も強くキャラも生き生きしているのに
同じ作家さんの本でも天と地の差があるなぁーと思った一冊です・・・。
サギヌマ薬局で…
染井 吉乃

薬品会社に転職した和泉健(24歳)は研修先のサギヌマ薬局で英進武(29歳)と
出会う。スーツの似合う知的な英に和泉は一目ぼれ。そんな和泉の気持ちを
煽るように英は子供用品を買いに毎日薬局に通ってくる。もしかして・・・俺に会いに?
と和泉は惹かれる想いを止められない。ところが突然、、和泉の元恋人が現れて・・・!?
私事になりますがPCを購入してすぐにBLゲームにはまり、BL本はゲームの合間に
お気に入りの作家さんだけ買って読んでいました。
ゲーム三昧中にこの作家さんの『虹の入江』と『嘘つきの恋』にはハマリましたが
何故か他の本には食指が動かず。自分の中で強烈に読みたい!と欲するタイミングが
合わなかったと思われます。
今回、久々にパレット文庫から新刊が出たのでこの本も一緒に買ってみました。
端的に言うと同人誌的な内容でした。オチが「何それ〜!」ってカンジです。
結局、読み手側の盲点をついたお話である訳ですが〜。
読み手に甘えているとも言えるかな。
同時収録されている続編では女性の登場により同性愛問題を取り上げているのかも
知れませんが〜何か粗造りな気が・・・。
『虹の入江』はメッセージ色も強くキャラも生き生きしているのに
同じ作家さんの本でも天と地の差があるなぁーと思った一冊です・・・。
サギヌマ薬局で…
染井 吉乃

御木宏美 2004年 ショコラノベルス
美貌と才能を兼ね備えた若きデザイナー竜崎香也(りゅうざき・きょうや・25歳)は
母・八重の急死によりトップブランド『華楽』を継いだ。しかし香也がメインデザイナーに
なって初めてのパリコレは酷評に終わり自暴自棄になった彼はパリを飛び出した。
そして高級リゾート地でイギリス紳士のリチャード・ブルー(30代?)に出会い・・・?!
この作家さんが描くと本物に近いゴージャス感が味わえますねー!
今回は私の好きな生意気でプライドの高い美人受男です。相手はクォーターで流暢な
日本語を話すイギリス人。なんと伯爵さまの血が流れています!スーツの描写、
ひとつとっても紳士の香りが漂ってきます〜。
ぶっちと切れる各センテンスの終わり方が少々目につきましたが、今回は前に読んだ
二冊よりもHシーンが充実してたし(笑)映画的と見れば気にならないかも。
それにしてもこの作家さんのBL本は奥行きがありますね。キャラの会話も知的だし
建物の歴史やアパレルメーカーの内部事情、果てはアールヌーボーなど
読み終えると豆知識が増えますよー。
ノベルズ一冊だけでは物足りなくなった今日この頃。
もっとこの作家さんの世界に浸りたいー。
こーなったらあのシリーズものに手を出してみようかなっ〜。
★★★★
極上の恋人
御木 宏美 麻生 海

美貌と才能を兼ね備えた若きデザイナー竜崎香也(りゅうざき・きょうや・25歳)は
母・八重の急死によりトップブランド『華楽』を継いだ。しかし香也がメインデザイナーに
なって初めてのパリコレは酷評に終わり自暴自棄になった彼はパリを飛び出した。
そして高級リゾート地でイギリス紳士のリチャード・ブルー(30代?)に出会い・・・?!
この作家さんが描くと本物に近いゴージャス感が味わえますねー!
今回は私の好きな生意気でプライドの高い美人受男です。相手はクォーターで流暢な
日本語を話すイギリス人。なんと伯爵さまの血が流れています!スーツの描写、
ひとつとっても紳士の香りが漂ってきます〜。
ぶっちと切れる各センテンスの終わり方が少々目につきましたが、今回は前に読んだ
二冊よりもHシーンが充実してたし(笑)映画的と見れば気にならないかも。
それにしてもこの作家さんのBL本は奥行きがありますね。キャラの会話も知的だし
建物の歴史やアパレルメーカーの内部事情、果てはアールヌーボーなど
読み終えると豆知識が増えますよー。
ノベルズ一冊だけでは物足りなくなった今日この頃。
もっとこの作家さんの世界に浸りたいー。
こーなったらあのシリーズものに手を出してみようかなっ〜。
★★★★
極上の恋人
御木 宏美 麻生 海

かわいゆみこ 1996年 ビーボーイノベルズ
大阪でも有数の進学校に入学した水瀬智宏(高校一年生)。
彼はそこで伊集院、浅井、東郷という三人の友人を得る。彼らとの時間は退屈な
学園生活を色鮮やかに染めていく。かけがえのない友人達――しかし時とともに
彼らの感情は徐々にかたちを変えていき・・・・。
古い本ですいません。
つれづれに新旧問わず本を読んでいるモンで・・・。
木原音瀬さんのようにサプライズはありませんが、この作家さんもヘンな具合に
心に引っかかってきます。オタクな私は一度はまった作家さんにはとことん喰いつく
傾向があり、懐具合も確かめず、ひたすらコンプを目指します。BL発芽期に
一般人だったのが今になって悔やまれます。戻ってくると分かっていたら、その時は
読まなくても適当に買っていたのにーと今更、喚いても時間は元に戻りません(笑)。
あの時はまさかこーなるとは思ってもいなかったし〜。
人生、どこに脇道が隠れているのやら。
さて、このお話は高校一年生から二年生にかけての日々が淡々と綴られています。
メインの4人はBL風に味付けされた(イケメン・金持ち・もてる・頭脳明晰)高校生で
この中の水瀬、東郷、伊集院の三人が三角関係風になり、恋の行方は中途半端なまま
終わります。どちらかといえば仲良し4人組の男子校ライフ色が強いでしょうか?
何をやっても許され、箸が転がっても楽しい高校生という特権階級に属する彼らの中には
複雑な家庭環境をもつ者もいます。そんな風景も交えながら将来へ向かって進む彼らの
日常を追って行きます。見えない線路で自分だけが取り残される焦燥感や片思いの
やるせない心も、飾らずありのまま描いている所が良いです。
『エゴイスト』の時もそう思いましたが、この作家さんが描く日常が好きですねー。
作り出す文章には少々癖もあるようですが――二度、三度読みして次行に進むことが
多々あります――これは単に私がお馬鹿だから(笑)!?
視線の同一感みたいな文章から沸き立つ感覚の近さ、そんな不思議な魔力で
引き寄せられているのかも。
ハッピーエンドとは言えない終わり方ですが恋も日常もすべて一過性に過ぎない
そんな感じがする一冊でした。
★★★★
大阪でも有数の進学校に入学した水瀬智宏(高校一年生)。
彼はそこで伊集院、浅井、東郷という三人の友人を得る。彼らとの時間は退屈な
学園生活を色鮮やかに染めていく。かけがえのない友人達――しかし時とともに
彼らの感情は徐々にかたちを変えていき・・・・。
古い本ですいません。
つれづれに新旧問わず本を読んでいるモンで・・・。
木原音瀬さんのようにサプライズはありませんが、この作家さんもヘンな具合に
心に引っかかってきます。オタクな私は一度はまった作家さんにはとことん喰いつく
傾向があり、懐具合も確かめず、ひたすらコンプを目指します。BL発芽期に
一般人だったのが今になって悔やまれます。戻ってくると分かっていたら、その時は
読まなくても適当に買っていたのにーと今更、喚いても時間は元に戻りません(笑)。
あの時はまさかこーなるとは思ってもいなかったし〜。
人生、どこに脇道が隠れているのやら。
さて、このお話は高校一年生から二年生にかけての日々が淡々と綴られています。
メインの4人はBL風に味付けされた(イケメン・金持ち・もてる・頭脳明晰)高校生で
この中の水瀬、東郷、伊集院の三人が三角関係風になり、恋の行方は中途半端なまま
終わります。どちらかといえば仲良し4人組の男子校ライフ色が強いでしょうか?
何をやっても許され、箸が転がっても楽しい高校生という特権階級に属する彼らの中には
複雑な家庭環境をもつ者もいます。そんな風景も交えながら将来へ向かって進む彼らの
日常を追って行きます。見えない線路で自分だけが取り残される焦燥感や片思いの
やるせない心も、飾らずありのまま描いている所が良いです。
『エゴイスト』の時もそう思いましたが、この作家さんが描く日常が好きですねー。
作り出す文章には少々癖もあるようですが――二度、三度読みして次行に進むことが
多々あります――これは単に私がお馬鹿だから(笑)!?
視線の同一感みたいな文章から沸き立つ感覚の近さ、そんな不思議な魔力で
引き寄せられているのかも。
ハッピーエンドとは言えない終わり方ですが恋も日常もすべて一過性に過ぎない
そんな感じがする一冊でした。
★★★★
夏の祭典第一日目。
朝から血が騒ぐ。
こんな時、やっぱり私ってオタクだわーとしみじみ思う。
ただ単にイベント好きかも知れないけれど(笑)。
しかし、始発電車に飛び乗り、朝から並ぶ若さや体力はもうありません〜。
ここはのんびりと入場制限が解除された頃を見計らっていざ、出陣!
夏の国際展示場へ!
朝から血が騒ぐ。
こんな時、やっぱり私ってオタクだわーとしみじみ思う。
ただ単にイベント好きかも知れないけれど(笑)。
しかし、始発電車に飛び乗り、朝から並ぶ若さや体力はもうありません〜。
ここはのんびりと入場制限が解除された頃を見計らっていざ、出陣!
夏の国際展示場へ!
六青みつみ 2005年 リンクスロマンス
戦乱と飢餓によって衰えていくシャルハン皇国で過酷な生活を送る奴隷のリィト(15歳)。
そんな彼を救ってくれたのは端正な容貌の黒衣の騎士・グリファスだった。両親亡き後、
誰からも優しくされなかったリィトは彼の包み込むような気持ちに惹かれていく。
そんなある日、リィトは密かに王座奪還を計画していたグリファスから皇子の身代わりを
頼まれる。命を救ってくれたグリファスのため、リィトは身代わりとなることを決意するが・・・。
このお話は不幸な王子さまが有能な騎士と王座奪還を目指し、無事に王冠を手に入れて
ハッピーエンド!〜ではなく、奴隷という環境で育ったリィトが幸せになるところが
ポイントです。ずばり、シンデレラストーリーですね。
自分のことを「おいら」と言うリィトと、グリファスはひとまわり以上の年齢差があり
青年と少年のカップリングが好きな私は表紙を見て「萌えー!」状態に陥り、この年齢、
身長差の設定で再び叫ぶことに(笑)。
物語は都を目指す道中に生じた二人の交流や心のすれ違いを追っていきます。
本物の皇子に敬意を示すグリファスは身代わりとなったリィトには冷たく接し、
酷い事を言ったりします。それでもリィトは子犬が親犬を慕うように一生懸命頑張ります。
この健気が姿が時折、胸にじーんときました。
皇子の代わりに拉致されたリィトを救出するシーンもあり、これは王道路線の定番でも
ありますがファンタジーの世界では違和感がなくて良いですねー。
後日談が同人誌で出ています。
こちらではラブラブの二人が読めますー。
★★★★
騎士と誓いの花
六青 みつみ 樋口 ゆうり

戦乱と飢餓によって衰えていくシャルハン皇国で過酷な生活を送る奴隷のリィト(15歳)。
そんな彼を救ってくれたのは端正な容貌の黒衣の騎士・グリファスだった。両親亡き後、
誰からも優しくされなかったリィトは彼の包み込むような気持ちに惹かれていく。
そんなある日、リィトは密かに王座奪還を計画していたグリファスから皇子の身代わりを
頼まれる。命を救ってくれたグリファスのため、リィトは身代わりとなることを決意するが・・・。
このお話は不幸な王子さまが有能な騎士と王座奪還を目指し、無事に王冠を手に入れて
ハッピーエンド!〜ではなく、奴隷という環境で育ったリィトが幸せになるところが
ポイントです。ずばり、シンデレラストーリーですね。
自分のことを「おいら」と言うリィトと、グリファスはひとまわり以上の年齢差があり
青年と少年のカップリングが好きな私は表紙を見て「萌えー!」状態に陥り、この年齢、
身長差の設定で再び叫ぶことに(笑)。
物語は都を目指す道中に生じた二人の交流や心のすれ違いを追っていきます。
本物の皇子に敬意を示すグリファスは身代わりとなったリィトには冷たく接し、
酷い事を言ったりします。それでもリィトは子犬が親犬を慕うように一生懸命頑張ります。
この健気が姿が時折、胸にじーんときました。
皇子の代わりに拉致されたリィトを救出するシーンもあり、これは王道路線の定番でも
ありますがファンタジーの世界では違和感がなくて良いですねー。
後日談が同人誌で出ています。
こちらではラブラブの二人が読めますー。
★★★★
騎士と誓いの花
六青 みつみ 樋口 ゆうり

火崎勇 2005年 ショコラノベルス
幼い頃のトラウマから、人間を『もの』としか見ることができなくなった如月巳波
(きさらぎ・みなみ・30代?)。そんな彼が悪夢で目覚めた朝に求めるものは同居人で
ある尾崎一雅(おざき・かずまさ・30代?)の肉体の熱だった。父から受け継いだ組を
解散し、今は不動産会社を経営する尾崎は成熟した男の魅力を全て持ち男女構わず
ベッドに連れ込む男。しかし巳波に対しては体を求めず、巳波も抱擁以上の事は
求めていなかったが、『人間』と認識してしまったあの事件から二人の関係に変化が
あらわれて・・・・!?
一人の男の「生」を認め、一人の男にだけ「性」を求める過程が主人公・巳波の
視線で書かれています。
人間を「もの」として捉えてしまう、壊れた心を持つ巳波。
生と死をきっかけにして巳波の欠けた感情に尾崎への想いが浸透し始めます。
前半、生か死か、人かモノかの振り分けがやや重く感じましたが
そこは尾崎の大人の魅力で程よく緩和されています。
尾崎はBL界によくいるデキる男。しかしH中にはデリカシーのない台詞も吐く
ワイルドな一面も。そんな男がどんな時でも巳波を優先し、愛情を注ぐのは
尾崎にとっても「ただ一人の男」が巳波であるからですねー。
リバで使える格好いいタイトルだとふと気がつきました。
作中に甘さは感じずアダルトなムードが良かった一冊です。
★★★★
ただ一人の男
火崎 勇 亜樹良 のりかず

幼い頃のトラウマから、人間を『もの』としか見ることができなくなった如月巳波
(きさらぎ・みなみ・30代?)。そんな彼が悪夢で目覚めた朝に求めるものは同居人で
ある尾崎一雅(おざき・かずまさ・30代?)の肉体の熱だった。父から受け継いだ組を
解散し、今は不動産会社を経営する尾崎は成熟した男の魅力を全て持ち男女構わず
ベッドに連れ込む男。しかし巳波に対しては体を求めず、巳波も抱擁以上の事は
求めていなかったが、『人間』と認識してしまったあの事件から二人の関係に変化が
あらわれて・・・・!?
一人の男の「生」を認め、一人の男にだけ「性」を求める過程が主人公・巳波の
視線で書かれています。
人間を「もの」として捉えてしまう、壊れた心を持つ巳波。
生と死をきっかけにして巳波の欠けた感情に尾崎への想いが浸透し始めます。
前半、生か死か、人かモノかの振り分けがやや重く感じましたが
そこは尾崎の大人の魅力で程よく緩和されています。
尾崎はBL界によくいるデキる男。しかしH中にはデリカシーのない台詞も吐く
ワイルドな一面も。そんな男がどんな時でも巳波を優先し、愛情を注ぐのは
尾崎にとっても「ただ一人の男」が巳波であるからですねー。
リバで使える格好いいタイトルだとふと気がつきました。
作中に甘さは感じずアダルトなムードが良かった一冊です。
★★★★
ただ一人の男
火崎 勇 亜樹良 のりかず

春原いずみ 2005年 ショコラノベルス
大手旅行会社に勤める内村柊介(しゅうすけ・27歳)は通訳としてスペイン観光局の
視察団を案内する途中、偶然見つけたタブラオ(酒場)に立ち寄る。そこで内村は
消した筈の過去――スペイン・セビーリャでギタリスタとして生活していた頃の記憶を
揺り起こした。そして再び訪れたタブラオで内村は美貌のバイラオール(舞踊手)と出会う。
彼こそが4年前、激しく愛しあった恋人・瀬良薫里(せら・しげり・24歳)だったが・・・!?
ギタリスタを極める為に日本を飛び出し、セビーリャの地に辿り着いた柊介。
世界的に有名なフラメンコ舞踊家・瀬良君子の一人息子でもあり天才バイラオールと
名高い薫里。この二人がセビーリャのタブラオで出会い、恋に落ちます。
この恋に落ちるシーンがとても情熱的で――薫里が踊り、柊介がギター演奏する事に
なりますが――フラメンコの激しい動きと乾いたギターの音が聞こえてくるような、
映像的な文章には引き込まれました。
恋に落ちた後は甘い生活が続きます。
そんなある日、日本に一時帰国することになった柊介は大きな事故に巻き込まれ
薫里から姿を消します。この事故の所為で柊介はフラメンコから遠ざかる事に。
そして4年の月日を経て二人は日本で再会します。
再会から始まり回想シーンを織り交ぜながら物語は進んでいきます。
全体的にとてもドラマティックなお話で、フラメンコの情熱プラス攻と受の熱愛を
そのまま文章にした感じです。
あくどい陰謀が渦巻き、略奪者が登場する等のはらはらドキドキ感はありませんが
TVドラマのような展開にイマイチついていけなかったり・・・。
あれだけ大きな事故に遭った柊介が4年間で復帰?
うーん・・・。ありえないかも(笑)。ご都合主義が見えてしまい、そこで戸惑う私。
燃え上がる二人に感情移入が出来ればステキなお話でしたが・・・。
フラメンコシーンはとても良かったですー。
紅のドゥエンデ
春原 いずみ 成田 優季

大手旅行会社に勤める内村柊介(しゅうすけ・27歳)は通訳としてスペイン観光局の
視察団を案内する途中、偶然見つけたタブラオ(酒場)に立ち寄る。そこで内村は
消した筈の過去――スペイン・セビーリャでギタリスタとして生活していた頃の記憶を
揺り起こした。そして再び訪れたタブラオで内村は美貌のバイラオール(舞踊手)と出会う。
彼こそが4年前、激しく愛しあった恋人・瀬良薫里(せら・しげり・24歳)だったが・・・!?
ギタリスタを極める為に日本を飛び出し、セビーリャの地に辿り着いた柊介。
世界的に有名なフラメンコ舞踊家・瀬良君子の一人息子でもあり天才バイラオールと
名高い薫里。この二人がセビーリャのタブラオで出会い、恋に落ちます。
この恋に落ちるシーンがとても情熱的で――薫里が踊り、柊介がギター演奏する事に
なりますが――フラメンコの激しい動きと乾いたギターの音が聞こえてくるような、
映像的な文章には引き込まれました。
恋に落ちた後は甘い生活が続きます。
そんなある日、日本に一時帰国することになった柊介は大きな事故に巻き込まれ
薫里から姿を消します。この事故の所為で柊介はフラメンコから遠ざかる事に。
そして4年の月日を経て二人は日本で再会します。
再会から始まり回想シーンを織り交ぜながら物語は進んでいきます。
全体的にとてもドラマティックなお話で、フラメンコの情熱プラス攻と受の熱愛を
そのまま文章にした感じです。
あくどい陰謀が渦巻き、略奪者が登場する等のはらはらドキドキ感はありませんが
TVドラマのような展開にイマイチついていけなかったり・・・。
あれだけ大きな事故に遭った柊介が4年間で復帰?
うーん・・・。ありえないかも(笑)。ご都合主義が見えてしまい、そこで戸惑う私。
燃え上がる二人に感情移入が出来ればステキなお話でしたが・・・。
フラメンコシーンはとても良かったですー。
紅のドゥエンデ
春原 いずみ 成田 優季

誰も知らない。
知られてはいけない課長の家庭事情・・・。
薄々お気づきの方もいっらしゃるかと思いますが
我がオタ課長は既婚者です。
愛する妻と可愛いお子様がいるのに、更にオタモノを愛する欲深い課長さんです。
しかもこの奥様も出来たお方で同人誌なんか作ってます。勿論BL系。
奥様とも何度かお会いしたことがありますが、ご夫婦揃って堂々とゲームやBL話を
しているお姿はとても眩しいです。
将来の見本にしたいけど、自分の旦那がエ○ゲーマーだったら・・・ちょっとイヤかも(笑)。
父に対するお子様の視線はどーなのか?
どこまで突っ込んだBL話をしているのか?
実際の内部事情は祭典でお会いした時に、是非とも聞き出したいと思います。
一応、今後の参考にするということで(笑)。
そんな課長は「良きパパ、良き夫」でご近所の奥様には大変、ウケが良いらしい。
(こっちの「受」だったら問題ありだけど・笑)
さすが課長です!
守るモノが沢山ある人は近所のお付き合いも疎かにしません(笑)。
家族公認のオタ・パパですから堂々とエ○ゲー買ったり、祭典に行ったり。
怖いものナシの課長さま。
今後も日本のオタ・パパ会長を目指して頑張って欲しいです!
知られてはいけない課長の家庭事情・・・。
薄々お気づきの方もいっらしゃるかと思いますが
我がオタ課長は既婚者です。
愛する妻と可愛いお子様がいるのに、更にオタモノを愛する欲深い課長さんです。
しかもこの奥様も出来たお方で同人誌なんか作ってます。勿論BL系。
奥様とも何度かお会いしたことがありますが、ご夫婦揃って堂々とゲームやBL話を
しているお姿はとても眩しいです。
将来の見本にしたいけど、自分の旦那がエ○ゲーマーだったら・・・ちょっとイヤかも(笑)。
父に対するお子様の視線はどーなのか?
どこまで突っ込んだBL話をしているのか?
実際の内部事情は祭典でお会いした時に、是非とも聞き出したいと思います。
一応、今後の参考にするということで(笑)。
そんな課長は「良きパパ、良き夫」でご近所の奥様には大変、ウケが良いらしい。
(こっちの「受」だったら問題ありだけど・笑)
さすが課長です!
守るモノが沢山ある人は近所のお付き合いも疎かにしません(笑)。
家族公認のオタ・パパですから堂々とエ○ゲー買ったり、祭典に行ったり。
怖いものナシの課長さま。
今後も日本のオタ・パパ会長を目指して頑張って欲しいです!
御木宏美 2003年 ショコラノベルス
京極利哉(27歳)は父・勝俊の急死により、代議士になることを決意する。
勝俊の第一秘書・仁科仁(にしな・じん・34歳)と共に政略を練り、党の推薦を
取り付け異例の若さで官房長官の任に着いた。整った容貌と飾らない政治姿勢で
国民の人気を得る利哉。そんな中、俊哉の義理の叔父と対立関係に陥り、
前官房長官である父の汚職事件が発覚して・・・!?
今、永田町が熱いですね。
BL界の永田町も熱いです(笑)。
代々政治に携わってきた名家生まれの利哉は数々のドラマやCMに演出する人気俳優。
現総理大臣の懐刀と呼ばれている官房長官の父・勝俊が急死したことにより利哉は
芸能界を辞め政界へデビューします。
どこの世界でもそうですが、表立つ人の裏には参謀官がいるもの。
このお話にも官房長官のブレーンであり女房役である主席秘書官・仁科が存在感
むんむんで控えています。早くに家族を亡くした仁科は京極家で秘書たる心得を
学ぶ傍ら、利哉の家庭教師でもありました。
この二人をメインに、政権を握っている党内の派閥問題、亡くなった父の汚職問題を
取り上げ進んでいきます。新聞の社説風で堅い字面が多く、ページの殆どが説明に
喰われていますので、ときめく展開がないのが残念です。
従来のBLに飽きている方にはお薦めしたいところですが〜90%政界説明なので
Hはかなり少ないです。これでHも充実していたら殿堂入りなんですけどね(笑)。
利哉を通して政治的展望が語られていますが、これは作者のビジョンでしょうか?
現時点の日本においてクリアーな政治はありえないと思いますが
「そうなったら良いよねニッポン」的思想が書いてあります。
これは仕事をできる男をアピールしているんだろうけど、BL的には端折って
クールな仁科さんといちゃいちゃして欲しかったですね。
自○党もこれくらい話題性があり尚且つイケメンの官房長官を起用したら
絶対、支持率アップだと思います。ここはBL本とはいえ見習っても良いかと思います(笑)。
さて、ここで心理テストです。
四字熟語を三つ思い浮かべてください。
思い浮かべましたか?
私は三番目に「一石二鳥」と記しました。
一体何を指す言葉なのか?
答えはこの本でどーぞ(笑)。
★★★★
永田町の恋人
御木 宏美

そーいえば同人誌で永田町本がありましたよね。
四谷シモーヌさんでしたっけ?
なんか濃そうだからいつも素通りしていますが(笑)今度買ってみようかしら。
京極利哉(27歳)は父・勝俊の急死により、代議士になることを決意する。
勝俊の第一秘書・仁科仁(にしな・じん・34歳)と共に政略を練り、党の推薦を
取り付け異例の若さで官房長官の任に着いた。整った容貌と飾らない政治姿勢で
国民の人気を得る利哉。そんな中、俊哉の義理の叔父と対立関係に陥り、
前官房長官である父の汚職事件が発覚して・・・!?
今、永田町が熱いですね。
BL界の永田町も熱いです(笑)。
代々政治に携わってきた名家生まれの利哉は数々のドラマやCMに演出する人気俳優。
現総理大臣の懐刀と呼ばれている官房長官の父・勝俊が急死したことにより利哉は
芸能界を辞め政界へデビューします。
どこの世界でもそうですが、表立つ人の裏には参謀官がいるもの。
このお話にも官房長官のブレーンであり女房役である主席秘書官・仁科が存在感
むんむんで控えています。早くに家族を亡くした仁科は京極家で秘書たる心得を
学ぶ傍ら、利哉の家庭教師でもありました。
この二人をメインに、政権を握っている党内の派閥問題、亡くなった父の汚職問題を
取り上げ進んでいきます。新聞の社説風で堅い字面が多く、ページの殆どが説明に
喰われていますので、ときめく展開がないのが残念です。
従来のBLに飽きている方にはお薦めしたいところですが〜90%政界説明なので
Hはかなり少ないです。これでHも充実していたら殿堂入りなんですけどね(笑)。
利哉を通して政治的展望が語られていますが、これは作者のビジョンでしょうか?
現時点の日本においてクリアーな政治はありえないと思いますが
「そうなったら良いよねニッポン」的思想が書いてあります。
これは仕事をできる男をアピールしているんだろうけど、BL的には端折って
クールな仁科さんといちゃいちゃして欲しかったですね。
自○党もこれくらい話題性があり尚且つイケメンの官房長官を起用したら
絶対、支持率アップだと思います。ここはBL本とはいえ見習っても良いかと思います(笑)。
さて、ここで心理テストです。
四字熟語を三つ思い浮かべてください。
思い浮かべましたか?
私は三番目に「一石二鳥」と記しました。
一体何を指す言葉なのか?
答えはこの本でどーぞ(笑)。
★★★★
永田町の恋人
御木 宏美

そーいえば同人誌で永田町本がありましたよね。
四谷シモーヌさんでしたっけ?
なんか濃そうだからいつも素通りしていますが(笑)今度買ってみようかしら。
木原音瀬 2005年 ビーボーイノベルズ
仕事で小さな無人島を訪れた東山裕一(25歳)はちょっとした手違いから、その島に
取り残されてしまった!迎えが来るまでここで生きていかなければならないのに
たった一人の同行者・サイテー上司の今蔵隆(30歳)は普段以上に役立たずで
ムカつく存在。二人きりの生活の中、鉄壁の外面のよさを誇る裕一も、次第に限界に
達してきて・・・!?
もし、明日から無人島に行くとして〜
BL本は三冊まで持ち込み可能だとしたら・・・貴女はこの一冊を選びますか?
私は選ぶかも(笑)。
耳の遠い船頭さんに電池の切れた携帯電話。おばちゃん事務員の勝手な誤解、
そして会社の倒産。ぱたぱたと退路を絶たれた男が二人、取り残された無人島。
好きな人と一緒なら誰もいない孤島もパラダイスだけど〜
隣にいるのは・・・身勝手で我が侭な上司、しかも体型は・・・・。
人間の三大欲――食欲・性欲・睡眠欲が余すことなく書かれている本です。
特に性欲に力が入っています!
一説によると、食欲、睡眠欲が満たされて次に性欲がくるそうですが
振り返ってみると・・・ものの見事に当てはまる本ですね(笑)。
彼氏、または旦那さまにしたくない性格&体型ナンバーワンに匹敵する
今蔵くん――乙女の理想から大きく外れています!――しかし愛されています!
満たされています!可愛くなってます!
男と女ではつまらない恋愛物語も、男と男に変換する事により萌えポイントが
倍増するBL。しかーし受が男なら誰でもいいのか?ではなく
きちんと乙女の理想がありまして〜この理想から外れてはいけないと思っていました。
時に禁断の果実を食べることも大切です(笑)。
ここまでBLの常識を覆した本も珍しいと思いますが、これはこの作家さんだから
成せる技なのでしょうか?
木原音瀬(コノハラーでしたっけ?もう死語ですか?え?使い方が違いますか?汗)
初心者ですが読むたびにずぼずぼ嵌まっていく自分がいます。
人気作家さんだから古本でも入手困難ですがコンプ目指して頑張りたいです。
ただひとつ、残念なのは続編「PRESENT」で今蔵くんが痩せてしまったこと。
駄目だよ〜!
駄目だってば〜!
君はそのままでいて欲しかった・・・。
最後まで乙女の夢を壊さないで欲しかった・・・。
またひとつBLワールドが広がった一冊です。
★★★★★
Don't Worry Mama
木原 音瀬 志水 ゆき

仕事で小さな無人島を訪れた東山裕一(25歳)はちょっとした手違いから、その島に
取り残されてしまった!迎えが来るまでここで生きていかなければならないのに
たった一人の同行者・サイテー上司の今蔵隆(30歳)は普段以上に役立たずで
ムカつく存在。二人きりの生活の中、鉄壁の外面のよさを誇る裕一も、次第に限界に
達してきて・・・!?
もし、明日から無人島に行くとして〜
BL本は三冊まで持ち込み可能だとしたら・・・貴女はこの一冊を選びますか?
私は選ぶかも(笑)。
耳の遠い船頭さんに電池の切れた携帯電話。おばちゃん事務員の勝手な誤解、
そして会社の倒産。ぱたぱたと退路を絶たれた男が二人、取り残された無人島。
好きな人と一緒なら誰もいない孤島もパラダイスだけど〜
隣にいるのは・・・身勝手で我が侭な上司、しかも体型は・・・・。
人間の三大欲――食欲・性欲・睡眠欲が余すことなく書かれている本です。
特に性欲に力が入っています!
一説によると、食欲、睡眠欲が満たされて次に性欲がくるそうですが
振り返ってみると・・・ものの見事に当てはまる本ですね(笑)。
彼氏、または旦那さまにしたくない性格&体型ナンバーワンに匹敵する
今蔵くん――乙女の理想から大きく外れています!――しかし愛されています!
満たされています!可愛くなってます!
男と女ではつまらない恋愛物語も、男と男に変換する事により萌えポイントが
倍増するBL。しかーし受が男なら誰でもいいのか?ではなく
きちんと乙女の理想がありまして〜この理想から外れてはいけないと思っていました。
時に禁断の果実を食べることも大切です(笑)。
ここまでBLの常識を覆した本も珍しいと思いますが、これはこの作家さんだから
成せる技なのでしょうか?
木原音瀬(コノハラーでしたっけ?もう死語ですか?え?使い方が違いますか?汗)
初心者ですが読むたびにずぼずぼ嵌まっていく自分がいます。
人気作家さんだから古本でも入手困難ですがコンプ目指して頑張りたいです。
ただひとつ、残念なのは続編「PRESENT」で今蔵くんが痩せてしまったこと。
駄目だよ〜!
駄目だってば〜!
君はそのままでいて欲しかった・・・。
最後まで乙女の夢を壊さないで欲しかった・・・。
またひとつBLワールドが広がった一冊です。
★★★★★
Don't Worry Mama
木原 音瀬 志水 ゆき

鳩村衣杏 2005年 ゲンキノベルズ
ある事件のせいで筆を絶った小説家の仲江音弥(24歳)は出版翻訳代理店で
バイトを始める。人と関わることを怖れる音弥に上司で腕利きのエージェントの
英峻介(31歳)は優しい笑顔を向ける。意外と不器用で嘘のない峻介の生き方に
惹かれていく音弥はある本の翻訳を勧められて・・・。
表紙の刺青にインパクトがありすぎて、どこでヤクザが出てくるの?と思ったら
音弥の上司・峻介が元ヤクザでした。
音弥の小説に影響を受けたファンが自殺を計り、幸いにも未遂に終わりましたが
音弥はショックで筆を絶ちます。
一方、峻介は施設育ちで極道の道に入り幹部候補とされながらも出版翻訳代理店の
仕事へ。そんな重い過去を持つ二人が仕事を通して惹かれあう過程を
とても感じ良く書かれています。
照れ屋で不器用な峻介は努力の人で、元ヤクザとは思えず可愛いです。
色々派手に落し物をするし、普段クールな分だけギャップが激しく
耳まで赤くする姿は微笑ましいですね。
ふと思ったのは(多分思ってはいけない事かも・・・)なんでヤクザなんだろう?
昔の職業がヤクザでなくても良かったのでは?と思ってしまった・・・。
インテリヤクザはよくあるパターンですが、このお話の場合、意外性がないと
言いますか〜裏社会からすぐ堅気に戻れた訳だしヤクザこだわらなくても良かったように
見えますねー。熱烈なファンという設定だけでは物足りないからでしょうか?
この作家さんの代表作は未読ですが、今回、舞台となっている出版翻訳代理店の仕事
内容もしっかり書かれています。海外出版社との取引業務がこんな仕組みになっているとは知りませんでした。
小説に影響を受けて自殺未遂したお話もありまして
昨今、これは本当の事件になることもあるし軽く流せないなぁーと思います。
★★★
彼の背に甘い爪痕を残し
鳩村 衣杏 ひたき

ある事件のせいで筆を絶った小説家の仲江音弥(24歳)は出版翻訳代理店で
バイトを始める。人と関わることを怖れる音弥に上司で腕利きのエージェントの
英峻介(31歳)は優しい笑顔を向ける。意外と不器用で嘘のない峻介の生き方に
惹かれていく音弥はある本の翻訳を勧められて・・・。
表紙の刺青にインパクトがありすぎて、どこでヤクザが出てくるの?と思ったら
音弥の上司・峻介が元ヤクザでした。
音弥の小説に影響を受けたファンが自殺を計り、幸いにも未遂に終わりましたが
音弥はショックで筆を絶ちます。
一方、峻介は施設育ちで極道の道に入り幹部候補とされながらも出版翻訳代理店の
仕事へ。そんな重い過去を持つ二人が仕事を通して惹かれあう過程を
とても感じ良く書かれています。
照れ屋で不器用な峻介は努力の人で、元ヤクザとは思えず可愛いです。
色々派手に落し物をするし、普段クールな分だけギャップが激しく
耳まで赤くする姿は微笑ましいですね。
ふと思ったのは(多分思ってはいけない事かも・・・)なんでヤクザなんだろう?
昔の職業がヤクザでなくても良かったのでは?と思ってしまった・・・。
インテリヤクザはよくあるパターンですが、このお話の場合、意外性がないと
言いますか〜裏社会からすぐ堅気に戻れた訳だしヤクザこだわらなくても良かったように
見えますねー。熱烈なファンという設定だけでは物足りないからでしょうか?
この作家さんの代表作は未読ですが、今回、舞台となっている出版翻訳代理店の仕事
内容もしっかり書かれています。海外出版社との取引業務がこんな仕組みになっているとは知りませんでした。
小説に影響を受けて自殺未遂したお話もありまして
昨今、これは本当の事件になることもあるし軽く流せないなぁーと思います。
★★★
彼の背に甘い爪痕を残し
鳩村 衣杏 ひたき

火崎勇 2003年 リンクスロマンス
資産家の息子・深沢霜(ふかざわそう・大学生)は幼い頃に遭った事故の後遺症で
痛覚がない。真面目な高校生として暮らしながらも、不良グループのメンバーとして
新宿界隈をうろつく霜。とあるきっかけで謎めいた男・龍一郎(りゅう・いちろう。30代?)
と知り合う。互いに似通ったものを感じ、急速に惹かれあう二人。
ところがある日、龍は突然豹変し、霜の仲間と龍の過去を知る男を殺し、姿を
消してしまい・・・!?
この作家さんには珍しい組織モノ(中国マフィア)。
今までと雰囲気が違い骨太なお話です。
霜の属する不良グループのリーダーが金儲けの為に、龍と手を組もうとしますが
個人的な理由から断ってしまいます。話しを持ちかけた大元の中国人とリーダーを
躊躇いもなく殺した龍。その現場を目撃した霜。二人の間にハードな雰囲気が漂います。
実は龍さん中国人で、組織から狙われている凄い人なんです。一匹狼風で朴訥で
いつもの攻キャラより風格があり格好良いです。
後半はリーダーの復讐の為に霜が龍を追う展開となっていきますが
何故、手を組まなかったのか?どうして殺したのか?この理由が前半で判っているので
ちょっと中だるみしてしまいました。
真面目な学生をしながら裏の顔を持ち、しかもお金持ちという主人公の設置に
苦笑しつつも〜龍を追っていく過程は無駄なく丁寧に書かれています。
面白いなぁーと思ったのは霜に痛覚がないというハンデを負わせたことです。
これは幼い頃の交通事故が原因なんですけど、痛覚がないからHしても感じない体で
一生懸命頑張っている攻男に、更に誤解を招くことになります。
やっぱり俺では駄目なのかよーってな具合に(笑)。
しかし内側からは感じる体なので〜・・・お分かりになりますね(笑)。
今回のHシーンはずばり、そこがポイントです。
★★★
恋愛ホメオスタシス
火崎 勇

資産家の息子・深沢霜(ふかざわそう・大学生)は幼い頃に遭った事故の後遺症で
痛覚がない。真面目な高校生として暮らしながらも、不良グループのメンバーとして
新宿界隈をうろつく霜。とあるきっかけで謎めいた男・龍一郎(りゅう・いちろう。30代?)
と知り合う。互いに似通ったものを感じ、急速に惹かれあう二人。
ところがある日、龍は突然豹変し、霜の仲間と龍の過去を知る男を殺し、姿を
消してしまい・・・!?
この作家さんには珍しい組織モノ(中国マフィア)。
今までと雰囲気が違い骨太なお話です。
霜の属する不良グループのリーダーが金儲けの為に、龍と手を組もうとしますが
個人的な理由から断ってしまいます。話しを持ちかけた大元の中国人とリーダーを
躊躇いもなく殺した龍。その現場を目撃した霜。二人の間にハードな雰囲気が漂います。
実は龍さん中国人で、組織から狙われている凄い人なんです。一匹狼風で朴訥で
いつもの攻キャラより風格があり格好良いです。
後半はリーダーの復讐の為に霜が龍を追う展開となっていきますが
何故、手を組まなかったのか?どうして殺したのか?この理由が前半で判っているので
ちょっと中だるみしてしまいました。
真面目な学生をしながら裏の顔を持ち、しかもお金持ちという主人公の設置に
苦笑しつつも〜龍を追っていく過程は無駄なく丁寧に書かれています。
面白いなぁーと思ったのは霜に痛覚がないというハンデを負わせたことです。
これは幼い頃の交通事故が原因なんですけど、痛覚がないからHしても感じない体で
一生懸命頑張っている攻男に、更に誤解を招くことになります。
やっぱり俺では駄目なのかよーってな具合に(笑)。
しかし内側からは感じる体なので〜・・・お分かりになりますね(笑)。
今回のHシーンはずばり、そこがポイントです。
★★★
恋愛ホメオスタシス
火崎 勇

夜光花 2005年 ラヴァーズ文庫
昔から藤井北斗(大学生?)の行く所には災いが起こる。その原因が七歳までの
失った記憶の中にあると考えた北斗は母の故郷、八ツ島へと向かった。
しかし、島に着いた北斗を待っていたのは、またも記憶喪失だった。島に着いてからの
記憶のない北斗の身体には誰かと抱き合ったような痕が残っていて・・・。
怪奇モノBLといえばいいのかしら?
あらすじにはエモーショナル・ラブストーリーと書いてありましたが・・・。
昔のJUNEと半村良を足して山藍紫姫子で味付けしたような〜お話といいますか
うーん・・・意味不明な文章ですね〜(笑)。
昔からの風習に縛られている孤島が舞台で主人公・北斗の記憶喪失からはじまり、
その島で12年に一度行われるあやしい神事に向かって北斗の記憶も不可解な母の
過去も解けていく――そんな流れで進んでいきます。
現状を把握出来ない北斗が山の中で彷徨い、門を叩いた家の主が王子様・風間克哉
なんですけど北斗視線で話が進むのでこちらも記憶喪失です。
この点は物語に入っていきやすく、しかもこの風間が敵か味方か、分別がつかないまま
なだれ込むHシーンはエロかったです。
神子さま、生贄系に反応する方は楽しめる一冊だと思います。
どんな設定でもHがあれば不可能を可能にするBL界!・・・とも言えるかな(笑)。
不確かな抱擁
夜光 花 雪舟 薫

昔から藤井北斗(大学生?)の行く所には災いが起こる。その原因が七歳までの
失った記憶の中にあると考えた北斗は母の故郷、八ツ島へと向かった。
しかし、島に着いた北斗を待っていたのは、またも記憶喪失だった。島に着いてからの
記憶のない北斗の身体には誰かと抱き合ったような痕が残っていて・・・。
怪奇モノBLといえばいいのかしら?
あらすじにはエモーショナル・ラブストーリーと書いてありましたが・・・。
昔のJUNEと半村良を足して山藍紫姫子で味付けしたような〜お話といいますか
うーん・・・意味不明な文章ですね〜(笑)。
昔からの風習に縛られている孤島が舞台で主人公・北斗の記憶喪失からはじまり、
その島で12年に一度行われるあやしい神事に向かって北斗の記憶も不可解な母の
過去も解けていく――そんな流れで進んでいきます。
現状を把握出来ない北斗が山の中で彷徨い、門を叩いた家の主が王子様・風間克哉
なんですけど北斗視線で話が進むのでこちらも記憶喪失です。
この点は物語に入っていきやすく、しかもこの風間が敵か味方か、分別がつかないまま
なだれ込むHシーンはエロかったです。
神子さま、生贄系に反応する方は楽しめる一冊だと思います。
どんな設定でもHがあれば不可能を可能にするBL界!・・・とも言えるかな(笑)。
不確かな抱擁
夜光 花 雪舟 薫

御木宏美 2005年 アクアノベルズ
樫木涼介は正規の国際線パイロットになったばかりの25歳。
そんな中、天才パイロットと言われている牧慎一(30代?)と同じ飛行機に乗ることに。
細やかな気配りをする牧の操縦姿勢に涼介は尊敬の眼差しを向け始める。
しかし、牧が涼介を避けている噂を同僚から聞いてしまい理由がわからない
涼介は・・・・!?
空!
パイロット!
ブリーフィング!
ジャム!とくれば〜『戦闘妖精雪風』なんですけど(笑)。
ああ!もう一つありました!
私の愛するゲーム『エース・コンバット』!これ良いゲームですよー。
個人的には『エース・コンバット・3』がイチオシです!
そんなことより〜・・・この本はBLでもめずらしい?職業、パイロットです。
仕事をしない、お色気に走るパイロット物語だったら嫌だなぁーと思いつつ
たまには航空力学系のお堅いBLも良いかー。いや、待てよ。これアクアだし
それは絶対ありえないってー!と心の中で一人漫才しながら制服系に弱い私は
買ってしまいました。
そして。
気がつけば始めの40Pで一気に引き込まれ、太平洋上空へ!
上空といっても、40Pに渡る壮大なHシーンによる昇天ではなく〜
クルー・ブリーフィングからはじまりコックピット・チェック、管制官とのやりとり
エンジン・スタート、そして滑走路に向かいテイクオフ。
会話も専門用語が多く占め深い意味は「?」状態ですが(カタカナ専門用語にルビを
ふって欲しかった)コックピットの緊張感がそのまま伝わり、高度3万9千メートルの旅へ。
ここまで緻密に操作過程を書いたBL本は珍しいかも。
あとがきを見れば旅客機操縦マニュアル本を買われたそうで〜この作家さんの
職人根性が伺えます。他にも運行管理室でのディスパッチ、パイロットの勤務形態など
詳しく書かれています。
ラブ的にみますと〜お仕事中は人命にかかわる職業ですから接触はありません。
ひょっとしてコックピットで〜・・・!とはしたない想像をした私は浅はかです(笑)。
何故、涼介は避けられていたか?その理由が判明した後、ゲイであることに後ろめたさを
感じていた機長にストレートである涼介が飛び込むことで大団円Hになります。
これは職業BLの悲しき宿命とでもいいますか〜お仕事に比重が傾きがちで
ラブが少々寂しいです。
天才パイロットを真摯に慕う気持ちがそのまま愛情となっていくところがBLです。
お二人とも紳士なのでHはコックピットではなくホテルのベットでございました(笑)。
ゲイの天才パイロットとオセアニアへ行きたい方にお薦めです!
恋愛を置き去りにして業界を描くことに全精力をつぎ込む作家さんらしく
私好みかもーと嬉しい出会いがあった一冊です。
★★★★
コックピットで恋をして
御木 宏美

樫木涼介は正規の国際線パイロットになったばかりの25歳。
そんな中、天才パイロットと言われている牧慎一(30代?)と同じ飛行機に乗ることに。
細やかな気配りをする牧の操縦姿勢に涼介は尊敬の眼差しを向け始める。
しかし、牧が涼介を避けている噂を同僚から聞いてしまい理由がわからない
涼介は・・・・!?
空!
パイロット!
ブリーフィング!
ジャム!とくれば〜『戦闘妖精雪風』なんですけど(笑)。
ああ!もう一つありました!
私の愛するゲーム『エース・コンバット』!これ良いゲームですよー。
個人的には『エース・コンバット・3』がイチオシです!
そんなことより〜・・・この本はBLでもめずらしい?職業、パイロットです。
仕事をしない、お色気に走るパイロット物語だったら嫌だなぁーと思いつつ
たまには航空力学系のお堅いBLも良いかー。いや、待てよ。これアクアだし
それは絶対ありえないってー!と心の中で一人漫才しながら制服系に弱い私は
買ってしまいました。
そして。
気がつけば始めの40Pで一気に引き込まれ、太平洋上空へ!
上空といっても、40Pに渡る壮大なHシーンによる昇天ではなく〜
クルー・ブリーフィングからはじまりコックピット・チェック、管制官とのやりとり
エンジン・スタート、そして滑走路に向かいテイクオフ。
会話も専門用語が多く占め深い意味は「?」状態ですが(カタカナ専門用語にルビを
ふって欲しかった)コックピットの緊張感がそのまま伝わり、高度3万9千メートルの旅へ。
ここまで緻密に操作過程を書いたBL本は珍しいかも。
あとがきを見れば旅客機操縦マニュアル本を買われたそうで〜この作家さんの
職人根性が伺えます。他にも運行管理室でのディスパッチ、パイロットの勤務形態など
詳しく書かれています。
ラブ的にみますと〜お仕事中は人命にかかわる職業ですから接触はありません。
ひょっとしてコックピットで〜・・・!とはしたない想像をした私は浅はかです(笑)。
何故、涼介は避けられていたか?その理由が判明した後、ゲイであることに後ろめたさを
感じていた機長にストレートである涼介が飛び込むことで大団円Hになります。
これは職業BLの悲しき宿命とでもいいますか〜お仕事に比重が傾きがちで
ラブが少々寂しいです。
天才パイロットを真摯に慕う気持ちがそのまま愛情となっていくところがBLです。
お二人とも紳士なのでHはコックピットではなくホテルのベットでございました(笑)。
ゲイの天才パイロットとオセアニアへ行きたい方にお薦めです!
恋愛を置き去りにして業界を描くことに全精力をつぎ込む作家さんらしく
私好みかもーと嬉しい出会いがあった一冊です。
★★★★
コックピットで恋をして
御木 宏美

徳田央生 2002年 キャラ文庫
滝沢聖(29歳)は国際会議を企画運営する会社のディレクターで会議の現場を
仕切る敏腕なチーフ。少数精鋭の職場に、ある日新人社員・有吉惣一郎(22歳)が
配属されてきた。語学は堪能だけど傍若無人な有吉。おまけに滝沢を口説いてきた!
そんな中、有吉が始めてアシスタント・ディレクターを努める国際会議が迫ってきて・・・!?
紙の厚さや装丁が好きでついつい買ってしまうキャラ文庫。
前作『ラ・ヴィ・アン・ローズ』はお仕事とラブのバランスがいまいちでしたが
これは〜満足な一冊!
この作家さんが以前、勤めていたお仕事をそのまま本にしたようで
国際会議を企画する会社が舞台です。やはり現場を体験した強みでしょうか、
口うるさい依頼主への対応、外国人に対するホテル手配や心配り、会場設営など
国際会議の裏事情そのものが伝わってきます。
期間中に起こるアクシデントが話を盛り上げ、打開に向けて活躍する有吉の行動が
王子様的でやや鼻につきますが〜そこはBLだし(笑)目を瞑っても良い場面かと。
仕事とラブも螺旋状に絡み合い、滝沢が過去の恋人(男)を忘れられず後ろ向きな
ところも良いです。オフィシャルでは見せない弱い部分を持っている方が
柴犬型年下攻男・有吉も頑張れますからね。
ところでこの作家さん、ノベルズでは書かないのかしら?
ちょっとハードで読みたいです〜。
★★★★
会議は踊る!
徳田 央生

滝沢聖(29歳)は国際会議を企画運営する会社のディレクターで会議の現場を
仕切る敏腕なチーフ。少数精鋭の職場に、ある日新人社員・有吉惣一郎(22歳)が
配属されてきた。語学は堪能だけど傍若無人な有吉。おまけに滝沢を口説いてきた!
そんな中、有吉が始めてアシスタント・ディレクターを努める国際会議が迫ってきて・・・!?
紙の厚さや装丁が好きでついつい買ってしまうキャラ文庫。
前作『ラ・ヴィ・アン・ローズ』はお仕事とラブのバランスがいまいちでしたが
これは〜満足な一冊!
この作家さんが以前、勤めていたお仕事をそのまま本にしたようで
国際会議を企画する会社が舞台です。やはり現場を体験した強みでしょうか、
口うるさい依頼主への対応、外国人に対するホテル手配や心配り、会場設営など
国際会議の裏事情そのものが伝わってきます。
期間中に起こるアクシデントが話を盛り上げ、打開に向けて活躍する有吉の行動が
王子様的でやや鼻につきますが〜そこはBLだし(笑)目を瞑っても良い場面かと。
仕事とラブも螺旋状に絡み合い、滝沢が過去の恋人(男)を忘れられず後ろ向きな
ところも良いです。オフィシャルでは見せない弱い部分を持っている方が
柴犬型年下攻男・有吉も頑張れますからね。
ところでこの作家さん、ノベルズでは書かないのかしら?
ちょっとハードで読みたいです〜。
★★★★
会議は踊る!
徳田 央生

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