桃色の雲

BoysLove本を含む読書感想日記。 感想日記はネタバレ全開です。 BoysLove・やおい・耽美等の語彙に反応しない方はご注意下さい。

『赤と黒の衝動』

春原いずみ 2005年 キャラ文庫

野添智史は牡丹の新種育成を研究する大学4回生。
野添牡丹園の長男でもあり高校時代に新品種作出に成功した早熟の天才でもあります。
そんな彼に目をつけていたのが同じ大学生で新進気鋭の華道家・齋木凌。
密かに研究に行き詰っていた智史は齋木の力強い作品に魅せられ
刺激されていきます・・・。

ちょっと世間に疎い牡丹姫を二人の格好良い王子さまが奪い合うお話。
王子さまの一人は齋木。もう一人、大人の王子は花月流の次期家元・望月。
この二人はハブとマングースの仲ですが奪い合うバトルにどろどろ感はなく
ふんわりと書かれています。
個人的にはもう一歩、踏み込んで欲しかったところです。
キャラや文章にこの作家さんの優しさがにじみ出ているお話でした。

島根県八束町(実在します)の通称大根島での牡丹が咲き乱れる風景は
実際に訪れてみたいかも。

次回は出版社を選んでこの作家さんに再度チャレンジ!です。

赤と黒の衝動
春原 いずみ 夏乃 あゆみ
4199003517

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